2017年1月31日火曜日

大容量ファイルを送らなきゃいけない時の対処法


数MB(メガバイト)、数十MBの大容量ファイルを送らなければいけない時、ありますよね。写真やプレゼンテーションファイル等々。メールシステムによっては、送信/受信する際の添付ファイルのファイルサイズが制限されていることもあります。Gmailは添付ファイルは25MBまでです。私の職場のメールシステムは、確か5MBくらい。

でも、なんとかデータを送らねばならない…そんな時の対処法をまとめてみます。ここでは個々の方法をメモ程度にしか書きません。詳細は別に記事を書く予定です。

手渡し

相手が近くにいれば良いものの、離れた場所にいたら使えない方法ですね。遠くの場合は郵送やバイク便を使ったりします。

USBに入れて手渡し

最近のUSBは安くて大容量です。一方で、USBを持ち出している間に紛失し情報流出、なんていう事態もよくあります。手軽なぶん、あまりおすすめできません。

ディスクに焼く

データ用のCD-R、DVD-Rなどに焼いて渡すまたは物理的に送付するという方法です。一昔前はこんな方法が多かったですね。おそらく今の若いコは、CDやDVDに「焼く」なんていう文化を知らない人も多いはずです。

このあとは、物理的な方法を用いないパターンを書いていきます。

圧縮できないか確かめる

ファイルの種類によっては、圧縮してファイルサイズを小さくしてメール添付で送れる場合があります。まず、その可能性を探ってみまそう。

画像の場合

最近のカメラは高画質ですが、ファイルサイズがとにかく大きいですよね。デフォルトの設定だと平気で5MBを超えてしまいます。

そんな時は、画像圧縮ソフトを使います。大量のファイルを一括で圧縮(正確に言うと画像サイズを小さくすること)ができるので便利です。

Windowsの場合

Macの場合

PDFの場合

ブラウザだけで!PDFをいろいろ変換する方法で紹介したように、ブラウザ経由でPDFを圧縮できるサービスがあります。これで圧縮すると、場合によっては半分くらいのサイズになります。

Word、Powerpointの場合

WordやPowerpointでファイルサイズが大きくなる理由は、ファイルで使っている画像です。これがもとの画像のまま貼り付けられていると、ファイルサイズが大きくなってしまう場合があります。

そんな時は、詳細設定から画像を圧縮するように設定をして、ファイルサイズを小さくします。

圧縮フォルダ(zipなど)を作る

圧縮フォルダを作れば、その名の通り圧縮されてファイルサイズが小さくなります。ただし、思ったよりもファイルサイズが減らないパターンは、かなり多いです。先にファイル自体を圧縮する方法を試しましょう。

圧縮フォルダ作成ソフトのおすすめは次の通り。MacはデフォルトでZIP圧縮が簡単にできるので、特別なソフトは不要でしょう。

Windows

大容量ファイル転送サービスを使う

圧縮できるかどうか試してもメール添付できる容量まで減らない場合は、ファイル転送サービスを試してみましょう。

これは、一旦あるサーバーにデータを預けて、そのダウンロードリンクを相手に知らせる、という仕組みです。

この手のサービスでは、次のものが有名です。
宅ファイル便やfirestorageは老舗なので、使ったことがあるかもしれません。タブレットやスマートフォンともやり取りする場合はSendanywhereがおすすめです。

ファイルストレージサービスを使う

これも上の大容量ファイル転送サービスと似ています。ただ送るだけではなくて「共有する」という考え方です。主な方法は次の2つ。
  1. クラウドサーバーに預けたファイルのダウンロードリンクを相手に送る。
  2. 相手もそのサービスに登録してもらい、共有設定から相手のアカウント(あるいはメールアドレス)を追加する。
頻繁にやり取りをする相手であれば、2の通り相手にもファイルストレージサービスに登録してもらうことをおすすめします。

チャットサービスを使う

最近、チャットワークやSlackといったチャットサービスがたくさん登場しています。そういったチャットサービスには、大抵ファイル共有機能も付いています。
ドラッグ&ドロップで画面に放り込めばアップロードされます。相手はファイルをクリックしてダウンロードすればいいだけです。その後ファイルを使いたい時も、検索機能を使って調べればすぐにファイルが見つかります。

しかしチャットツール場合、必ず相手もサービスに登録してもらう必要があります。頻繁にやり取りをする相手であれば、この際チャットツールに登録するのもありですが、一回限りの場合は面倒ですね。

まとめ:どの方法が一番いいか?

場合によりけりですが、基本的にはファイルストレージサービスを使う方法が一番良いと考えます。何でもかんでもメール添付で、というのはメールボックスの容量を圧迫しますし、 誤送信の危険もあるので、ファイルストレージを使えるもんなら使いましょう。


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